4月1日(エイプリルフール)、天気は快晴。 職場は前日が年度末の決算日、今日から新会計年度が始まる。 先が見えにくい時代です。過去の経験値が通用しない時代でもあります。 今年も様々な事が起こりそうで、波乱万丈な年になりそうです。 そんな中で、花の美しさ、優しい色合い、可憐な姿は、心を安らいでくれます。 特に、厳しい冬を越えて咲く花は美しく思います。 フローラルの語源はラテン語のフローラ。 フローラはローマ神話に登場する花と春の女神。 ♪♪♪♪♪春は花の季節。♪♪♪♪♪ 「花の歌」G.Lange by (Ichiro55) 4月5日朝、前日の夕方から降り出した雪は、再び冬を呼び戻した。 春は行ったり来たりを繰り返しながらやってくる。 とはいえ、春霞が立ち上り、程なく里の雪は消えていった。 それにしても、今年の中央アルプスは山岳事故が多い。 滑落死がほとんどだというが、既に5人の方々が亡くなっている。 融けたり凍ったりで、アイスバーンが多いらしい。 登山者の皆さんは気をつけて頂きたいことと、亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。 この時期は例年ならツバメを見ても不思議はない頃だけど、 今年は寒暖の変化がことのほか激しい。 今朝も氷点下の気温だった。 咲きかけの花々もさぞかしびっくりしている事だろう。 これも地球温暖化などを原因とする異常気象の影響だろうか。 このところの暖かい陽気に誘発されて、木々の花々が一気に開花した。 高遠の桜も満開宣言し、勝間の枝垂桜も五部咲。 駒ヶ根の赤穂小学校の100年桜も満開。 光前寺の彼岸桜は五部咲、枝垂桜は一部咲き始めた。 今や、連翹の黄色、辛夷の白色、桜の桃色、椿の赤色と、百花繚乱の春が訪れた。 雪解けの清流を集めて下る春の川。 光の春の煌めきを、そのまま水面に輝かせ、 春よ春よと歌いながら、 大地を潤し、 私の心を潤してゆく。 春の色は何色かな。 桜の桜色、連翹の黄色、辛夷の白色。 そしてムラサキツツジの柔らかいむらさき色。 まるで蝶々のように美しい。 光の春のたくさんの蝶々たち。 北帰行をする雁たちの群れを見たのも束の間、 今度は南の国からツバメ達が訪れてきた。 それは同時に「光の春」の到来を告げていた。 木に花咲き、蝶々舞い、 鳥たちは高らかに春を歌っている。 生きとし生けるもの全ての命が弾けだし、 新生の気が満ち溢れる春四月。 吹く風も温かくほほをなで、 見上げれば、 青い空に一筋の飛行機雲が一直線に西に向かっていた。 春を旅すれば、 新緑の山々が美しかった。 ため息が出るほど美しかった。 風も雲も、木も花も、虫も鳥も、そして人間も、 いま此処に、新生の春を迎えて、「光の春」を創造していく。
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