◆松◆ ◆松◆ ◆松◆
◆ようこそ、PINE HILLへ◆
January 2007

睦月・January・1月

◆元旦の中央アルプス◆

2007年元旦の中央アルプス。
再び新しい年が明けた。
気温は−9度C。
恒例になった光前寺での駒ヶ根太鼓の奉納。
大晦日の夜11時半から元旦の2時頃まで、年を越えて太鼓を打ち鳴らした。
総勢10名、我家の二人の子供も参加した。
一眠りして初日の出、白銀のアルプスを、黄金色の光が照らしていった。



◆2007年初日の出◆

2007年元旦の初日の出。
厳寒のなか、風は無く、穏かな「お元日様」であった。
我家からは、南アルプスの塩見岳の北から上がってきた。
「大きな出来事が無いように、平安な世界でありますように」手を合わせた。



◆松飾◆

昨年春に義父が他界したこともあり静かな正月を迎えた。
物置と化した書斎の大掃除をした。
古いPCの雑誌等を大量に資源ごみとした。
インターネットが発展し、百科事典や辞書代わりに、検索サイトが活躍する時代である。
古い雑誌や、パンフレット等「情報」という概念が変わりつつあるように思う。
ヤフー、グーグル、そしてMSN、今後どのように発展していくのだろうか。
グーグルは、あらゆる物をデータベースに載せ、
「限りなく神の存在に近づこう」としているとか・・・。



◆雪が降った◆

6日未明から降りだした雪は、世界を白銀の世界に変えた。
昨年生まれた子猫たちが、始めてみる雪にびっくりしながらも、最初の一歩を踏み出した。
雪はひたすら降り続けた。
「上雪」、北国より南の地方が降る、春先の雪だ。
暖冬ゆえに降った雪だともいえる。
雪は小降りになったり、本降りになったりして、翌日も振り続けた。
冬らしい景色になった。



◆雪晴れ◆

冬は冬らしく、夏は夏らしくというが、やはり雪があっての冬。
日本の四季には「雪月花」と歌われるように、雪景色は欠かせない。
一日で世界を変える雪に、改めて自然の偉大さを感じる。



◆雪の村◆

野も山も里も町も私の心の中も
白銀の世界がひろがっていった。
山あいの村は静かに佇んでいた。
時おり野鳥たちの声が聞こえた。
凛とした大気が、爽やかだった。



◆光前寺子供会「どんど焼き」◆

雪の中で遊ぶ 群れて遊ぶ子供達 冬の遊び どんど焼きの熾きで餅焼き

1月8日(月)、降り続いた雪が止み、順延になった「どんど焼き」が行われた。
光前寺子供会は、いつも7日の夕方から夜に、この行事を行ってきた。
「夜は火の粉が見えるから安心だ」という伝承による。
昔は中学生が中心になって、大人達の手は借りず、夜遅くまで楽しんだものだった。
今年は降雪の為、特別に午後1時から始まった。
小中学生が中心に集まった。
このところ、光前寺自治会は子供が増えている。
久しぶりに子供達が群れて遊ぶ姿を見た。
ありがたいことだ。
昔は、「子供は宝物だから」という言葉が自然に聞こえていた。
「子供は地域の宝もの、子供は国の宝もの、子供は民族の宝もの」だった。
だから、地域みんなで、声をかけ、話し相手になって、子供を育てた。
いわば、地域が子供達を育てたのだといえる。
今、日本の子供は、市場経済原理の中で、
ゲームやケータイ等の、消費者の一翼を担わされている。



◆中央アルプス遠望◆

東伊那より中央アルプス連峰を眺める。
雄大な景色にしばし時の過ぎるのを忘れる。
11日12日と、今年初めての東京への出張をした。
11日の朝は−10度C、東京は暖かく日中の気温は14度Cだったとか。
日格差24度。
高層ビルの谷間を移動しながら、信州の自然との違いに思いをめぐらす。
自然はどっしりとしている。
人間の作った都市はどこか危なげに見える。



◆駒ヶ根市街地遠望◆

駒ヶ根市の市街地は高原の町だ。
中央アルプスから流れる幾筋もの河川の扇状地に広がった市街地。
天竜川の東から望む街並みは、中央高地に広がる街並みを美しく際立たせている。



◆吹雪の後◆

朝は連日−10度C前後の日々が続いている。
吹雪の日があって、雪が堆積した。
暖冬で元気だったキンセンカも葉牡丹も白妙菊も、雪の中に埋もれていった。



◆資源ごみ◆

16日、駒ヶ根市が主催した環境施設見学に参加した。
下伊那郡豊岡村のゴミ処理施設、伊那市のゴミ焼却場、駒ヶ根市のリサイクルセンター。
環境美化委員会の研修に同席した。
環境の時代の中で、エネルギーの地域自給とゴミの地域処理は、大きな課題になっている。



◆紫花菜の種◆

17日18日は再び東京に出張、全国から集まった同業者らとの会議。
今年は暖冬で雪国では除雪費用も光熱費も燃料代も随分助かっているらしい。
20日は同僚の結婚式、緊張気味の新郎新婦の姿が印象的だった。
21日22日は、久しぶりに関西に出張。
人生は出会い、そして再会、人と人のご縁を大切にしていきたいと感じた。
24日夜は、駒ヶ根ともしび歌声喫茶の実行委員会。
この春の「春の歌声喫茶in駒ヶ根」を4月28日(土)に開催する事で決定した。
27日(土)は伊那谷文明維新塾。
約60名の参加者と共に、塾長林英臣先生の熱弁に「気」を新たにした。
今年も激動の年になりそうな予感がする。
 



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