PINE HILLの冬は長い。
周りはまだセピア色の世界です。
しかし、春は確実に近づいています。
いつのまにか福寿草やクロッカスの花が咲いています。
早春の花のなんと慎ましく、また鮮やかに咲く事でしょう。(1996/3/30)
屋敷のすぐ横に川が流れています。
その川辺に、今年も猫柳が咲いています。
名前のとおり、猫の尾っぽのようになめらかです。
驚いたことに、何尾きもの蜜蜂がもうやってきています。 (1996/3/30)
固い蕾がしだいにふっくらとしてきました。
陽射しが濃くなるに連れて、
おちつかない気分になります。
新しい何かが始まります。
何かが近づいています。
焦りにも似た気持ちを感じる季節。
もう、すぐだよ。 (1996/3/30)
水のせせらぎがなぜか楽しそうに聞こえます。
みんな待っています。
やがて霧の日が多くなり、一雨ごとに草木が芽生え、
山に霞がかかり、
やがて紋白ちょうちょの飛ぶのを見ることでしょう。 (1996/3/30)
春早く、雪の中でも咲くクリスマスローズ。
まだ、花粉を運ぶ虫たちも見当たらないこの季節に、
なぜ花を咲かせるのでしょう。
その命の強さに驚かされます。
いつのまにか、風が濃くなってきています。
大切なことは目には見えないものなのです。
きっと。 (1996/3/30)
土手焼きの時期になりました。
もう一月も経たない内に苗代作りが始まります。
今年の米作りが始まります。
減反が3割、しかもこの先3年。
世界的には食料不足だというのに。
何を作ったらいいのかと父が悩んでいます。 (1996/3/30)
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