梅雨の晴れ間にたまたま居合わせました。
PINE HILLの周りは緑に包まれています。
降ればどしゃ降り、降らなきゃ旱。
一雨欲しいところだと言っていたらずっと雨の天気でした。
田圃の稲も土手の草も生き生きと育っています。
(1996/7/1)
桃色のホタルブクロの花。
小さなかわいいちょうちんを幾つも幾つも付けたようです。
夜ともなればホタルがこの花の中に潜り込んで、
明るく提灯を灯すのでしょうか。
地方によっては白い花のものもあるようです。
(1996/7/1)
今年も咲きました。しもつけそう。
細かい小さな小さな花が無数に寄せ合わさっています。
ちょっと離れて見るとお祭りの日の屋台の綿菓子のようです。
緑が濃い中にひときわその色が目を引きます。
残念ながら水揚げが難しく、
家の中の花瓶にさしても一晩の命です。
(1996/7/1)
稲作の減反に何を作ったら良いのかと、
迷った挙げ句に、
父は田圃一面にコスモスを植えました。
約200坪の田圃全部にコスモスを植えたのです。
きれいに畝を立てて幾列にも植えました。
お金にはならないけれど、
田圃一面に咲くだろうコスモスの花は、心の糧になることでしょう。
(1996/7/1)
PINE HILLの鉢植えの「いわひば」に咲く「うちょう蘭」の花。
いわひばは文字どおり険しい岸壁に生きています。
乾燥には非常に強く、雨水だけで生きています。
うちょう蘭は可憐で清楚な花です。伊那谷のものは色が鮮やかです。
妙さんが勤める中川村の村の花でもあります。
(1996/7/1)
PINE HILLの入り口です。
木戸の石垣にはつつじが咲いています。
草藤やムラサキツユクサ、キンケイ菊などが咲き、
梅雨のうっとうしさをしばし忘れさせてくれます。
一方、今年は毛虫や蓑虫が多いと母が嘆いていました。
紅葉や桜が被害を受けています。
でも、みんなそれぞれがその命を生きているのです。
(1996/7/2)
PINE HILLは田圃の中の一軒家です。
南西の位置からPINE HILLを見ています。
手前は本家の田圃やジャガイモ畑です。
本家は専業農家で、数年前までは稲作を5町分程耕作し、
お米を600俵あまり作っていました。
機械化によりそれを夫婦2人でこなしていました。
現在は百合の花や西瓜等も作っています。
(1996/7/1)
台風5号が去って快晴の中央アルプスです。
今年は雪が多く、まだ残雪がはっきりと見えます。
子供たちが家の近所からカブトムシを5匹ほど捕まえてきました。
しばらくは飼っていたのですが、きょう再び山に帰したそうです。
夜にはホタルが舞うようになりました。
(1996/7/12)
先月へのドアです。
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「PINE HILL・ その昔」のドアです。
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翌月へのドアです。
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