July/1996

July・7月

◆7月のPINE HILL◆ 梅雨の晴れ間にたまたま居合わせました。
PINE HILLの周りは緑に包まれています。
降ればどしゃ降り、降らなきゃ旱。 一雨欲しいところだと言っていたらずっと雨の天気でした。 田圃の稲も土手の草も生き生きと育っています。
(1996/7/1)




◆ホタルブクロ◆ 桃色のホタルブクロの花。
小さなかわいいちょうちんを幾つも幾つも付けたようです。
夜ともなればホタルがこの花の中に潜り込んで、 明るく提灯を灯すのでしょうか。
地方によっては白い花のものもあるようです。

(1996/7/1)




◆しもつけそう◆ 今年も咲きました。しもつけそう。
細かい小さな小さな花が無数に寄せ合わさっています。 ちょっと離れて見るとお祭りの日の屋台の綿菓子のようです。
緑が濃い中にひときわその色が目を引きます。
残念ながら水揚げが難しく、 家の中の花瓶にさしても一晩の命です。

(1996/7/1)




◆コスモスの畑◆ 稲作の減反に何を作ったら良いのかと、 迷った挙げ句に、
父は田圃一面にコスモスを植えました。
約200坪の田圃全部にコスモスを植えたのです。
きれいに畝を立てて幾列にも植えました。
お金にはならないけれど、 田圃一面に咲くだろうコスモスの花は、心の糧になることでしょう。

(1996/7/1)




◆うちょう蘭◆ PINE HILLの鉢植えの「いわひば」に咲く「うちょう蘭」の花。
いわひばは文字どおり険しい岸壁に生きています。 乾燥には非常に強く、雨水だけで生きています。
うちょう蘭は可憐で清楚な花です。伊那谷のものは色が鮮やかです。 妙さんが勤める中川村の村の花でもあります。

(1996/7/1)




◆PINE HILLの入口◆ PINE HILLの入り口です。
木戸の石垣にはつつじが咲いています。
草藤やムラサキツユクサ、キンケイ菊などが咲き、 梅雨のうっとうしさをしばし忘れさせてくれます。
一方、今年は毛虫や蓑虫が多いと母が嘆いていました。
紅葉や桜が被害を受けています。 でも、みんなそれぞれがその命を生きているのです。

(1996/7/2)




◆ジャガイモ畑とPINE HILL◆ PINE HILLは田圃の中の一軒家です。 南西の位置からPINE HILLを見ています。
手前は本家の田圃やジャガイモ畑です。 本家は専業農家で、数年前までは稲作を5町分程耕作し、 お米を600俵あまり作っていました。 機械化によりそれを夫婦2人でこなしていました。 現在は百合の花や西瓜等も作っています。

(1996/7/1)



◆中央アルプス(1996年7月12日)◆ 台風5号が去って快晴の中央アルプスです。
今年は雪が多く、まだ残雪がはっきりと見えます。
子供たちが家の近所からカブトムシを5匹ほど捕まえてきました。
しばらくは飼っていたのですが、きょう再び山に帰したそうです。
夜にはホタルが舞うようになりました。

(1996/7/12)





◆先月へのDOOR◆

先月へのドアです。
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◆DOOR◆
「PINE HILL・
その昔」のドアです。
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◆翌月へのDOOR◆

翌月へのドアです。
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