6月1日、駒ヶ根高原では恒例の「駒ヶ根くらふてふあ」が行われた。 台風4号の影響で前日は大雨にたたられたが、本日はまずまずの天気だった。 一年ぶりに大勢のクラフトマンの皆さんに再会した。 一方、この雨のために北割二区恒例の区民球技大会は中止となった。 したがって光前寺自治会の慰労会も中止とした。 6月2日、朝から快晴。中央アルプスの雪もかなり融けた。 北アメリカ原産のハナエンジュは別名バラアカシヤともよばれている。 そして、6月の風は白い花のアカシヤ(ハリエンジュ)の香りとともにやってくる。 本日2日、SARSさえ無ければ、中国の旧い友人達と再会できるはずであった。 1984年、中国河北省交通庁より当地に半年間、研修に来られた面々である。 残念ながら、SARSのために再会は延期せざるをえない状況下に追い込まれた。 友人からのmailに記されたパロディーを、ため息とともに、此処に紹介する。 (人民網によって) 6月3日は群馬県伊香保温泉で会議。 翌日は長野市にある支店経由で帰宅。 5日は和歌山市で会議。早朝6時に家を出発。 中央道、名神、東名阪、名阪国道、西名阪、を経由して和歌山へ。 会議は午後1時から、夜は懇親会、二次会、そしてとどめは「かすうどん」。 翌日は大阪にて商談後、帰路に。4日間で約1500kmの旅でした。 写真は和歌山市郊外、雑賀崎の灯台より見えた三つ(本当は四つ)の島です。 ツバメを見ました。 和歌山の海辺の町にもツバメが飛んでいました。 伊香保の温泉街にもツバメはいました。 前橋でも、長野市でも、大阪でもツバメを見ました。 我が家の近くにもツバメは飛んでいます。 ふと、考えました。 遥か数千キロの旅をしてやってくるツバメ達は、 何を基準にして日本での居留地を選択したのでしょうか。 空の青さでしょうか? 吹く風の香りでしょうか? それとも大地が発する気の誘いでしょうか? 庭の片隅に植えられた楓の木に、種の赤ちゃん発見。 とっても素敵な赤紫の色。 二つづつ対になって兄弟でしょうか姉妹でしょうか。 彼方此方に生まれた、可愛らしい種の赤ちゃん達。 やがてしっかりと成長して、風にまかせて彼方此方に飛んで行く。 そうだよ。未来は君達のためにある。 ムラサキカタバミの花が咲いていた。 梅雨時の薄明るい陽射しの下、空に向かって精一杯に開いた花。 不思議な事に、この花は、夕暮れともなると、 いつのまにか花を閉じ、やがて葉も閉じてしまう。 田圃の稲もすっかり着根して、日増しに青さを濃くしていく。 黄色や桃色、紅色の花々が彩りを添える、梅雨の晴れ間のつかの間の昼さがり。 土手に咲くクガイソウ。小さな花が密集している。 全体は、細長くトラノウのように長い。 ハチやちょうちょやアブが集まってくる。おや、緑色の蜘蛛もいますね。 アザミの蜜を吸うモンシロチョウ。 すぐ上空を飛ぶハチ一匹。 地球上には様々な生き物がひたすら生きている。 昨晩まで降っていた雨が止み、 庭の躑躅たちは、湿った大気の中でしっとりと咲いていた。 木々の緑がしだいに濃くなり、やがて来る夏を待ちかねているようだ。 梅雨の時期にアルプスを見る機会は少ない。 月末には東京へ出張した。6月最後の日曜日。昼頃の撮影である。 月初めの写真に比べて、雪は確実に融けてきている。 我が家の庭にアルストロメリアが咲いた。 上伊那ではハウス栽培が盛んで、この地域の特産花卉となっている。 別名「インカのユリ」。コサージュやブーケなど6月の花嫁を飾る花でもある。 梅雨の晴れ間に、 紫陽花の垣根の窓から田園風景が見える。 「我が谷は緑なりき」ふと、つぶやいてみる。 雄大な自然の中で、悠久の時がかもし出す風景を堪能する幸せ。
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