10月、神無月。例年に比べて比較的暖かい日々が続いている。 しばしば日中は汗ばむほどの陽気である。 驚いたことに、今年はここ駒ヶ根でもツバメがまだ群れを成して飛んでいる。 1日土曜日の午後、「花と緑のサポーター養成講座」では今年最後の講座が開かれた。 実習花壇の評価や、園芸福祉士の活動状況の報告。 そして、ハーブを使ったパンプキンコロッケやポテトコロッケ等の調理実習。 今季最後の講座とあって出席者も多く、気の合った仲間達との、楽しい試食会でした。 我家の花壇も季節が変わり、主役が次々と入れ替わっていきます。 2日の日曜日、久しぶりに丸々一日を休日にした。 午前中は、片付けと駒ヶ根太鼓の練習。 午後は北割二区営農組合が毎年続けている水仙の球根植え。 今年は11年目、既に十数万球の水仙が、光前寺耕地に植えられている。 子供会から老友会まで、老いも若きも百数十人が参加して、一万個の球根を植えた。 植えた場所は光前寺街道の田圃の土手、四箇所。 傾斜がきつく、しばし汗ばむ作業でした。 来春は、美しい水仙の里が、さらに大きく広がることでしょう。 我家のザクロの木に実がなった。 花ザクロなのか、大きな実が数個なった。 ザクロの原産地はパキスタン、アフガニスタンやイランだという。 日本へは紀元前の中国を経て渡来し、江戸時代には品種改良も盛んに行われたという。 その昔、とあるお店で初めて飲んだグレナデンのカクテル。 いまは昔の物語で、その味はなんとも言えず摩訶不思議な味でした。 10月7日朝の中央アルプス。 紅葉の便りがちらほらと聞こえてくる。 今年は9月が異常に暑かった。 こんな年の紅葉はどのようになるのだろうか? 8日、駒ヶ根市民の森、池山の山林作業に参加した。 朝8時、晴れ間と雲間が拮抗する中、大沼湖畔に集合。 マイクロバスにて林道の終点まで移動し、山道を歩く。 鷹撃場で一休みし、池山小屋まで再び歩く。 総勢30人ほどが、曇天の空のした、時折小雨がちらつく山道を歩く。 11時頃に小屋に辿り着き、笹などの下草刈の開始。 40分ほどの作業で、本格的な雨に作業は中断。 豚汁に舌包みを打ちながら昼食、そして信州大学の伊藤教授らの講義をお聞きする。 帰途は雨の山道をひたすら下りることになったが、貴重な体験の一日でした。 9日、午前中は太鼓の稽古、季節外れの蒸し暑さを感じた。 、 移動して、駒ヶ根市「還暦の会」にて太鼓演奏。 更に移動して、市内で行われていた商工祭、駒ヶ根国際ひろばの一角にて太鼓の演奏。 駒ヶ根にはJAICAの駒ヶ根訓練所がある。 今週は協力隊週間ということで、様々なイベントが行われた。 そして、最終日は国際ひろば、アジアやアフリカ、中南米の国々の紹介や物産展、ミニコンサート。 愛地球博よりも安い民芸品も売られていた。 11日、12日は東京・千葉に出張。 13日、中央アルプスは見事に紅葉していた。 ナナカマドやダテカンバ、ガマズミ。 異常気象の夏も何とかおわり、秋は秋らしく、山から里へ秋がやってくる。 この日は、名古屋・岐阜と出張した。 16日、伊那市で行われた「権兵衛峠を歩く会」に参加。 今年は、伊那と木曽を結ぶ権兵衛トンネルをバスで通過。 権兵衛トンネルの共用開始は来年2月の予定だという。。 まだ工事中のトンネルを、2日間だけバスのみの通行の許可が下り、 総勢400人あまりの会員がバス8台に分乗してトンネルを抜け、山道を歩いて権兵衛峠の頂上へ。 頂上では伊那節や木曽節など、民謡を楽しみながらの昼食。 そして木曽は奈良井宿を散策して、再びトンネルを抜け伊那へ。 伊那谷の広さを改めて認識した一日でしたが、トンネルの開通が待ちどうしく感じた一日でした。 21日は日帰りの予定で千葉に出張したが、交通渋滞から千葉に泊まった。 翌日朝7時に高速に乗るも、激しい交通渋滞に、7時間かけて信州に戻った。 (22日夜、アクセスカウンターが200000を越えた) 明けて23日の朝、中央アルプスは初環雪。 青い空に真っ白な雪が眩しかった。 朝から太鼓の練習、練習が終われば、雪はかなり融けていた。 南アルプスもうっすらと雪化粧。 午後は床下の通気候を塞いだり、ストーブの整備をしたり、冬支度の準備。 山が白くなるといよいよ秋も深まっていく。 秋の畑は緑がいっぱい。 菜っ葉や大根、にんじん、白菜、ヤーコン。 コスモス、ヒマ、ナスタチウム、菊など、秋の花も鮮やかな色を見せて咲いている。 10月24日からの一周間は希に見るハードでタイトな1週間だった。
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