例年より随分遅い梅雨明けとともに暑い夏がやってきた。
連日30度Cを越える暑さが続いている。
京都は38度C、長野が36度Cだったとか、ヨーロッパやアメリカ西海岸は熱波だという。
久しぶりに中央アルプスがくっきりと見えた朝、8月9日。
木戸の花壇も主役が次々と入れ替わっていく。
百合やグラジオラス、マリーゴールドが元気だ。
アサガオも伸び放題伸びて、日照りの朝をさわやかにしてくれている。
夏の花、カンナ、強い陽射しの中で咲き誇っている。
かつて暮らしたインドネシアにも、この花は元気に咲いていた。
大きな葉っぱと、複雑な花。
花びらに見えるのは雄しべが変化したものだという。
原産地はインドやマレー半島、熱帯から亜熱帯の花だという。
イスラエルのレバノンへの戦闘は終わるタイミングを逸したようだ。
80万人が難民と化し、人口50000人規模の町が廃墟と化していく。
戦後復興により中東のリゾートといわれた海岸も、今は重油で汚染されている。
激しい砲撃の中で、カンナの花も真赤に咲いていることだろう。
中華料理の薬味として欠かせない「香菜」。
せり科のハーブで、非常に強い独特の香り。
中国の友人がわざわざ種を送ってくださり、畑に蒔いたら、大きく育って花も咲いた。
世界三大スープの一つといわれるタイ料理のトムヤムクン、これには不可欠の薬菜だという。
秋の花、オミナエシも咲き始めた。
夜には時折虫の音も聞こえるようになった。
それに対して、今年はセミの声が少ないように感じる。
先月へのドアです。
ノックしてお入りください。
|
「PINE HILL・ その昔」のドアです。
ノックしてお戻り下さい。
|
翌月へのドアです。
ノックしてお入りください。
|
|