暦の上ではとっくの昔に秋だというのに、
まだまだ陽射しは強く、日中は30度を超える日があります。
でも、いつのまにか秋は忍び寄ってきています。
コスモスの花が咲き、赤とんぼが舞い、ふと気がつけば、
つばめの姿を見かけなくなりました。
お盆過ぎは残暑が厳しく暑い日が続きました。
畑の土は乾き、大根の種も蒔けない状態が続きました。
しかし、夕方ともなると、日の短くなったことを感ぜずにいられません。
確実に秋は近寄ってきているのです。
水辺に咲くコスモスの花。
真っ青な空と白い雲が水面に揺れています。
(1997/9/7)
淡いピンクの花をいっぱい咲かせたアメリカクジャクソウ。
じっと見ていると、いっぱいの花の中に埋もれてしまいそうです。
小さな、しかし均整の取れた菊科の花。
無数に咲きそろった姿は、それは見事です。
きょう大知と妙さんは駒ヶ根市の「ふれあい広場」に行きました。
大知達の学年はバザールを開きました。
障害者の方々とのつかの間のふれあいの日でした。
(1997/9/7)
木戸の祝殿様の南にウドの木が在ります。
今、丸く無数の小さな花を咲かせています。
限りなく薄い黄緑色の花です。
葉は夏の暑さの中で、精一杯生い茂り、目いっぱい伸びています。
今花を咲かせて、蝶や虫たちを呼び集めています。
様々な思い出を残して、
やがて夏も終わろうとしています。
(1997/9/7)
9月13日土曜日、赤穂小学校の運動会。
台風が近づき天候が心配されましたが、お蔭様で晴れ。
フェーン現象のためか、蒸し暑いほどの陽気になりました。
大知君は4年生。クラスで紅白に分かれて白組でした。
綱引きやマスゲーム、ダンスに、力いっぱい体を動かしていました。
また応援団の1人として、精一杯の声援をあげていました。
運動会のとりは男子リレー。大知君は一生懸命走り、
バトンで1人、コーナーで1人抜いて、
5位から3位にと活躍しました。
つかの間の家族のふれあいの一日でした。
(1997/9/13)
台風が近づいているからなのでしょうか、
大きな積乱雲が東の空に広がっています。
最近、異常気象の影響がよく話題になります。
今年は例年に無くエルニーニョ現象が活発だとか。
冷夏の予想が出たり、7月に台風が多かったのはこの影響だとか。
また暖冬になりはしないか等と、いろいろととりだたされています。
集中豪雨や台風は願い下げですが、
来年はオリンピックの年。
暖冬で雪不足なんてことにはならないように、
ちょっと心配しています。
(1997/9/13)
台風19号は、九州地方で足踏みし、
夏台風のように迷走しながら、日本海を抜けていきました。
中学校の運動会は当初15日だったのですが、順延、順延で、
とうとう19日まで延びました。
爽やかな秋晴れという天気には、なかなかなりません。
稲は順調に育って、今年初めての品種ですが、
今年も豊作のようです。
(1997/9/21)
コスモスが白花孔雀草の中に咲いています。
ダリヤや女郎花、桔梗などが咲く庭。
夏の間、母は暇さえあれば庭の草むしりをしていました。
お蔭様で、様々な花を見ることができました。
そして、コオロギやキリギリスなどの虫の音が聞こえる季節になりました。
今年もトンボやイナゴはいっぱいいます。
それにあわせて百舌の到来の多いこと。
甲高い泣き声がしばしば聞こえてきます。
また、雨蛙やトノサマガエルがいっぱいで、ヘビも出てきます。
自然がいっぱいの我が家です。
(1997/9/7)
9月21日、休耕田に放した鮒を捕りました。
5月に放した親鮒から、たくさんの子鮒が産まれて育っています。
この地方では秋祭りの頃に、鮒を佃煮にして食べます。
大知君のリトルリーグの練習が終わるのをまって、
昼食後から田の水を抜き始めました。
大樹の友達や、お嫁に行った妹が、夫婦でお手伝いに来てくれました。
昨年植えた蓮は一気に増殖して田の3分の1程を覆うようになりました。
蓮の中の鮒はなかなか捕りにくく、夕方までかかってしまいましたが、
お蔭様でたくさんの鮒が取れました。
今年は赤い色の鮒が多く取れ、近所の方や親戚の方々に配られました。
久しぶりに童心に返った一日でした。
(1997/9/21)
秋の花、慢朱紗華。
別名を彼岸花。
ちょうどお彼岸の頃に咲く花です。
その昔、京都に住んでいた頃、
とある町の田の土手を一面真っ赤にして、咲いていたこの花を、
青春の思い出とともに懐かしく思い出します。
(1997/9/21)
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