◆松◆ ◆松◆ ◆松◆
◆ようこそ、PINE HILLへ◆
May/1998

May・5月

◆PINE HILL の庭◆ 例年より格段に早い花々の開花です。
我が家は、まさに百花繚乱。
ツツジ、ボタン、みやこ忘れ、シャクナゲ、 椿、二人静、アッツ草、ウツギ、わすれなぐさ、リュウキンカ、 シャガー、エビネ、桜草、クリンソウ、すみれ、オダマキ、等など。 次から次へと開花が進みます。
「あれ、もう咲いている」いつのまにか咲いている花達。
どうしたことでしょう、この春は。 これからの季節が心配です。


(1998/5/4)




◆マルメロ(西洋カリン)◆ たおやかな白色に柔らかいもも色の花。 直径5cmほどのたくさんの花。 マルメロの花です。別名は西洋カリン。
秋には、とってもいい香りの黄色い大きな実が生ります。 その実の表面には赤ちゃんの産毛のような綿毛が見られます。
この地方では縁起を担いで、庭にはカリン(借りん)の木と、 樫(貸し)の木を植えると良いといいます。
諏訪湖のほとりに在るカリン並木も、この木が植えられているそうです。



(1998/5/4)


◆大樹君のトラクター初運転◆ ◆トラクター上の大樹君◆

この日、初めて大樹がトラクターを運転しました。
毎年毎年、「今年は教えてあげる」「来年は運転させてやる」といいながら、
とうとう今年になってしまいました。
最初は教えるために同乗しましたが、ある程度行ったところで、
1人で運転できるようになりました。
私の子供時代は小学生の頃から耕運機を動かしたものです。
大樹の幼なじみの子の中には小学校時代から運転している子もいて、
この日が来ることを、楽しみにしていました。
約2時間、思ったよりも緊張して疲れた模様でした。
しだいしだいに大人になっていきます。

(1998/5/4)




◆田植え◆ 5月10日(日曜日)、天気曇り、無風。絶好の田植え日和です。 朝7時半から家の前の田圃から始めて、木戸の上の田圃、 一番大きな田圃、そして新田と、順番に植え、お昼の12時には植え終わりました。
4条植歩行式の田植機を、今年も素足のまま動かしました。 泥の感触が、手で田植えをした頃を思い出させます。
1年に1回、今年は正味4時間ほどの田植えでした。 減反が4割ですから半日で終わってしまいました。 我が家の田植え機は1年に4時間だけ動く農機具です。


(1998/5/10)




◆黄エビネ・地エビネ◆ 例年より何もかもが早い今年の陽気です。 毎年花を咲かせるエビネも今年は1ヶ月ほど早い開花です。 そして例年に無く見事な花です。
今年は冬の大雪などの影響からか、 いろいろな花がとってもきれいに咲きます。 植物は、厳しい状況になればなるほど、 花をしっかり咲かせようとするそうです。 厳しい状況だからこそ、子孫をしっかり残そうとするのでしょう。



(1998/5/10)


◆オダマキ◆ これはオダマキの花。
我が家には、深い紫色、白色、黄色のオダマキが咲いています。 これらは新しい品種のもので、背が高く花もたくさん咲きます。
また、昔ながらの日本のオダマキもいいものです。 薄紫色に白色の花。背は低く華やかさは有りませんが、 落ち着いた奥の深い安心感が感じられます。


(1998/5/10)




◆みやこわすれ◆ 小菊のようなミヤコワスレの花。
別名アズマギク。
柔らかい緑色の葉に薄桃色の花がとっても清楚です。
このほかに我が家には紫色、白色の花が満開です。
その昔、佐渡島に流された都人の悲しい心を救った花。
わび、さびの心を大切にする人々に愛されている花です。
ボタンやユリのような華やかさはないけれど、 見る者の心を不思議と引きつける花です。


(1998/5/10)


◆クジャクサボテン◆ 我が家のクジャクサボテンが見事な大輪の花を咲かせました。 赤紫色と赤色の絶妙な組み合わせが何とも言えず見事です。
白色の月下美人もいいですが、原色使いのこの花も素敵です。 花の命は短くて、1日から2日で閉じてしまいます。
ところで、今月は13日間を出張に費やしました。忙しい月でした。 そして、例年に無く晴れの日が少ない、日照時間が短い月でした。 忙中閑有とは申しますが、なかなか思うようにはいきません。 長いようで短いものが時間です。


(1998/5/31)





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◆DOOR◆
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