久しぶりに晴れ間となりました。このところ雨の多い天候です。
季節は例年より確実に早く進んでいます。これは全国的な傾向のようです。
3月から5月の気温は至る所で、観測史上最高を記録し、
平均気温も確実に高かった模様です。
植物の開花が進み、昆虫たちの出現も早まりました。
蛙やサンショウウオなど、冬眠するはずの生き物が冬眠しなかった例も
伝えられています。
今年はちょっと異常です。
このままいくと、どんな夏や秋になることでしょう。
(1998/6/1)
木戸先の鮒を飼っている田圃に、今年もあやめやかきつばたが咲きました。
蓮も大きな葉を広げようとしています。
昨年からの親鮒が放されて元気に泳ぎまわっています。
トノサマガエルもいっぱいいます。
ときおり白鷺が舞い下りることがあります。
遠く天竜川から舞ってきます。
秋にはたくさんの鮒が泳ぎまわります。
(1998/6/1)
家の横を流れる小川には小さな滝があります。
流れ落ちる水の音は不思議と懐かしく感じます。
川のせせらぎの音を聞いて育った者は、
一生川を友として生きていくそうです。
この川には夏になるとアメノウォ(あまご)の姿が見られます。
水温は低く、長時間浸っていることはできません。
最近は農業集排水事業により、下水道が完備されてきましたので、
川の水は本当にきれいになりました。
(1998/6/1)
我が家の庭のツツジが咲き始めました。
古い株は私が生まれる以前からのものもあります。
すなわち、父と母がここに居を構える時に植えたものもあるわけです。
かつてモモ畑であった場所に新居を建てた時は殆ど庭らしいものは在りませんでした。
それが今は、家の周りいっぱいに木が植えられています。
とはいえ旧家のような大きな樹木は在りません。
PINE HILLは、ようやく45年の歴史です。
(1998/6/6)
6月の明るい朝の光がみずみずしい大地を照らしています。
でも、空の大くを重く厚い雲が覆っています。
変わりやすい天候です。
このところ晴れたり曇ったり雨が降ったりの忙しい天候です。
5月のゴールデンウイーク以後、毎週2日から3日間の出張を続けています。
都会と田舎の違いを実感する毎日ですが、便利で豊かな都会よりも、
素朴で自然な田舎の方が、私にはむいているようです。
この光の変化が何とも言えず好きです。
(1998/6/6)
毎年恒例の北割二区の区民球技大会が開催されました。
種目はソフトボール、ソフトバレーボール、ゲートボールの三種です。
私はいつもバレーボールに出場してきましたが、
毎年参加者の人手不足にはハラハラさせられます。
当日にならないとメンバーがそろわない状況です。
しかし光前寺チームは常に成績が良く、最多優勝チームです。
今年は惜しくも3位でしたが入賞する事ができました。
明るい曇りの日でしたが、夕方からは雨になりました。
田圃の稲は順調に育っています。
(1998/6/7)
田圃の土手に咲くヤブカンゾウの花。
勢いよく育つ野の草の中で、ひときわ映えるオレンジ色の花です。
日光キスゲは柔らかい黄色の花を咲かせますが、カンゾウは濃いオレンジ色です。
この花は一重ではなく八重咲きです。
ガシャガシャしているところが、薮カンゾウの名前に良くあっています。
むかし、子供の頃に野山を駆け回った頃を思い出させる花の一つです。
(1998/6/21)
6月の花といえば紫陽花の花。
日本在来のあじさいは、半日陰で水分の多い所が好きな花です。
古風な紫色、さびの在る色です。
庶民的な身近にある花なのに、なにか近寄りがたい気品も併せ持つ花です。
幼い頃に憧れとともに眺めた上級生のお姉さんのような花です。
そして雨の下でひときわ美しく咲く花でもあります。
(1998/6/21)
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